merrymerrysheep’s diary

中小企業の社長の独り言。

便利家電と省力ソフト

仕事でいっぱいいっぱいなので、

家事は慢性的に疎かです。

生命維持ができればいいか、レベル。

神経質な人にとっては、なし寄りのなし、かも。

 

洗濯は、2、3日に一度、入浴中に洗濯機を回して、

形崩れやシワになると困るものだけ干す。

洗濯機真上にポールを設置したので

取り出して秒で干せる状態。

残りのものは、乾燥機にお任せで寝る。

 

食器洗いは、当然食洗機にお願いする。

基本、1日に一度まとめて洗う感じ。

洗い後は、少々水滴が残っていても、

全く気にせず食器棚にしまっている。

 

掃除はもう、適当。

床にあるものを、まとめて棚に積み上げて

あとは、ルンバ様の出番。

 

もちろん、家電の出来は完璧ではない。

でも、やらないよりマシ。

私の負担を軽くしてくれるだけありがたい。

 

たまに、まとめサイトなどを流し読みしていると、

家電は信用できない、やら、

稼働させるまでにも手間はかかる、だの、

心を込めてやってなんぼだ、とか。

そんなことを言う人もチラホラ。

 

家事が好きで、家事をするのが楽しいと言うなら

家電を使う合理性はないと思う。

でも、楽をしようと思っているなら、

質と、利便性のバランスを考えて

利用すればいいと思う。

 

仕事もそう。

省力、省時間のために、

ソフトを導入しようとしているのだけれど、

言い訳がしたいだけの人は、些細な問題を

ことさら大きなことのように取り上げ、

やはり人間が必要だ、と主張する。

 

製品ごとの設定さえ入力すれば、

今は手作業している伝票類の作成が自動でできる。

そういうソフトの運用が軌道に乗れば、

今いる人員より少なくても対応できるよね、

私が聞くと、「設定の入力が合っているか、

確認する人が必要だから、

今の人数はキープしたい」だって。

 

細々としたデータの入力の手間を省くための

ソフトの導入なのに、

それによって、人員が削減されるのは

納得ができないらしい。いや、したくないだけ?

スタッフが減ることによって、

一人一人の責任が増えることの回避かも。

 

便利になるために、世の中は日々進歩している。

新しいシステムを使う人も

メリットを享受するためには、

進化していかなければいけない。

それができない人は、取り残されるか、

不便なことを受け入れるしかない。

 

大事なのは、不便なままの方が楽だと思う人は、

進歩を喜んで受け入れようとする人の

足を引っ張ってはいけないということ。

 

最新家電やソフトの導入に二の足を踏む人の

本音は、自分の存在価値の低下への恐れ

ではないかと思う。

自分がそれまで培ってきた技能の重みが

失われるように感じたとしても、

それを受け入れ、それ以外の取り柄を持つべく

絶え間なく努力をしなければいけない。

今は、過去の実績に胡座をかいてはいられない

シビアな時代なのではないだろうか。

 

新しい技術の登場にビクビクするより、

新しい発見を喜び、日々、自分自身を

アップデートしていける、

そんな人間でありたいと、つくづく思う。