merrymerrysheep’s diary

中小企業の社長の独り言。

家、ついて行ってイイですか

私の住んでいる地域では、

あの番組、リアルタイムでは観られません。

 

何週遅れかで、しかも土曜日の日中に

放送されます。

 

今日、その内容について

友人と話をしていたら、意見が正反対で

驚く、というか、カルチャーショック。

 

目の悪いお母さんと、20代前半の息子が

目を覆いたくなるような汚部屋に住んでいて。

お母さんは無職で無収入。

手取り14万という息子が家計として

4万円を入れて、それで生活している。

 

お金がないから、壊れた風呂の給湯器も直せず、

真水で体を洗っているそうな。

 

モノが溢れていて、寝る場所もなくて、

お母さんは、台所に布団を敷いて寝ている。

 

息子はものすごく母親想いで、いい子。

いつまでもお母さんを支えるつもりのよう。

でもさ、この家族、破綻しかけてるよね?

息子が病気にでもなったら、共倒れだし、

将来の介護とかなんとか、いや、考えたくない。

 

あれって……毒親じゃない? 私は思った。

それに対して友人は、でも目が悪いんだから

仕方ないじゃん! と言う。

 

でも、貧しいなら貧しいなりに、

モノを買うのを制限するなりして

節約に努めたり、

居心地の良い場所を作ればいいのに。

 

お金はない、部屋は汚い。

仕事はできない、と言いながら、

ブログを書くのは辞めない。

当然ネット環境は整ってる。

 

旦那さんに離婚されたことに対しても、

あれじゃあ、離婚もされるよね? って私。

いや、それでも頑張って子供たち

育てたんだから偉いよ、って友人。

 

友人のことを、優しいなぁ、とは

これっぽっちも思わない。

子どもに対して無責任な親を理解したいとは、

私は全く思えない。

でも、友人からしたら、私の方が

弱者を切り捨てる思考の傲慢な人間なのかも。

 

どちらが正解だ、とかそういう問題ではない。

でも、この差って、一体どこで生じるんだろう?

 

同じ国で同じ時代に生まれ、

学歴も現在の収入も、大きくは違わない、のに。

属性が割と近くても、乖離する価値観。

ましてや、住む国や宗教が違ったら……?

 

思わず、ジョン・レノンのイマジンについて

考えてしまった、連休の一日でした。